むち打ち治療

むち打ち症とは、交通事故によって首や背中に大きな力が加わることでおこる「首の痛みや肩の痛み」のことです。衝突のときに首がむちのようにしなる動きをすることによって引き起こされることからむち打ちと呼ばれています。むち打ち症とは正式な名前ではなく、正式には「外傷性頚部症候群」や「頚部捻挫」等といいます。

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むち打ち症は手で触れないとわからない

むち打ち治療で大切なことは、まず患者さんの体についてしっかりと把握することです。
単に「むち打ち」といっても症状はいろいろとあります。同じ首の痛みであっても痛めている筋肉が人により違っているし、筋肉だけではなくて関節を損傷しているケースもあります。筋肉や軟部組織はレントゲンには映らないし、MRIでも組織の弾力性などは判断する事が出来ません。何より熟練した人の手で触れて初めて判断できることなのです。

病院ではレントゲンやMRIなどの検査機器で異常がない場合は問題ないとして処理してしまいます。しかし、異常がないのは単にそれらの検査機器で映らないだけで、異常がないわけではないのです。「むち打ち症」の損傷部位はほとんどが軟部組織でレントゲンやMRIなどでは分かりづらい組織なのです。ですから、それらの検査機器で映らないからといって決して軽視してはなりません。「むち打ち症」は場合によっては一生付き合う羽目にもなりかねない重大な損傷なのです。

むち打ち治療の中心は「手技」

むち打ち治療で大切なことはまず入念に問診、視診、触診を行って患者さんの状態を把握することです。
そして、当院独自のやり方で色々な方向への体の動きを入念に検査します。
これら問診、視診、触診、動態検査を元に患者さん一人一人に合わせた治療プログラムを作成します。

そして、治療プログラムを元に手技を中心とした施術をしていきます。もちろん医療機器も使いますが、中心となるのは「手技」です。
機械では患者さんの症状に合わせて微妙にバランスを調節したり、強度を変化させることはできません。人の手でなければ分からないことや出来ないことが大変多いのです。
ですから、当院では「むち打ち症」の治療の中心となるのは人の手で行う「手技」をもっとも重要と考え、それを中心として施術を行っています。

自賠責の患者さまは特別治療が無料

当院では筋肉と骨格のバランスを整えて症状を改善する当院独自の「河村式バランス調整療法」を行っています。「むち打ち症」はただ単に患部をほぐすだけのマッサージでは治りません。深刻な「むち打ち症」は体の歪みと密接に関しているのです。

そもそも体が歪んでいる、バランスが崩れている方が交通事故に遭った時に深刻な「むち打ち症」になるケースが多くあります。逆に体のバランスが整っている方はひどい「むち打ち症」にはなりにくいといえます。体の歪んでいる方は事故による衝撃をうまく受け流す事が出来にくいのです。そこで、「むち打ち症」はバランスを正す治療が非常に大事です。
一般の保険診療の患者さまからは実費で別途頂いているプレミアムな治療が自賠責の患者さまは無料で受ける事が出来ます。

＜当院は法律事務所と連携しておりますので、ぜひご相談ください。＞